武蔵野大学 > 工学部

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私たちが直面する困難は、思いつきやセンスという創意のみで、突破できるものではありません。今日の世界では、自身を超えた自然や社会のスケールで問題が生まれ、そしていつの間にか変質してしまうからです。克服には、考えられる限りの方法を尽くす、すなわち工夫し続ける力が不可欠になります。工学とは「創意」を「工夫」によって実現するための学問なのです。武蔵野大学工学部は、未来に向けて必須な分野を厳選しました。環境システム、数理工学、建築デザインです。専門によって解決できる対象とその方法は異なります。まずは学科のカリキュラムにしっかりと取り組んで力をつけてください。みなさんが、それぞれの力を結集し「創意工夫」し合う未来を楽しみにしています。

ディプロマ・ポリシー

【ディプロマ・ポリシー概要・育成する人材の方針】

持続可能な社会構築に向けて、環境科学の専門能力、幅広い環境関連分野の知識を身につけ、システム思考をもって主体的に社会参画し、社会を啓発する意欲を持っている人材を育成します。
具体的には、技術を追求し具体的構想を実現するスペシャリストと、多面的な問題を立体的にとらえ、評価・分析するジェネラリストを育成します。社会に対して問題提起すると同時に、その解決策を具体的な形として提案・実現できる環境人材を育てます。
環境システム学科の特徴を示す6つのキーワード【文理融合カリキュラム】【システム思考】【環境マネジメント】【社会を啓発する】【主体的な学び】【学びの共同体】があります。詳細については【注】を確認してください。

知識・専門性【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

自ら教養・基礎学力を修得し、自立的・主体的に学ぶことができる【教養・基礎学力】
環境科学の専門能力、幅広い環境関連分野の知識を身につけている【専門能力】
専門分野の枠を超えた知の融合が実践できる【学際的専門能力】

関心・態度・人格【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

自らグローカルな視野で環境システムに関する諸問題を発見することができる【課題発見力】
持続可能な社会構築に向けて、主体的に社会参画し、一般社会を啓発できる【主体性・実行力】
企業・自治体・NPOの現場を知ることで、社会で活躍するための柔軟性とストレス耐性を身につけている【柔軟性・ストレスコントロール力】

思考・判断【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

自ら環境科学などの専門能力を身につけ環境システムを論理的に分析できる【情報分析力・論理的思考力】
問題に対して多角的な思考、判断を行うことができる【判断力】
答えのない問題に対し、多様な人々との協働を通して革新的な発想を生み出し、大きなビジョンを描き、新たな価値を創造することができる【課題解決力・創造的思考力】

実践的スキル・表現【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

日本語および英語を用い、的確に読み、書き、聞き、他者に伝えることができる【コミュニケーション力】
自らの考えを明確かつ論理的に組み立て、文書や、図解等を用いて論文や報告書にまとめて発表することができる【表現力】
自ら対話を通じて他者と協力し、持続可能な社会の実現のために方向性を示し実行できる【傾聴力・チームワーク・リーダーシップ】



ディプロマ・ポリシー

【ディプロマ・ポリシー概要・育成する人材の方針】

数理工学の専門能力を身につけ、持続可能な社会構築に主体的に参加する人材を育てます。
(1)柔軟な思考をもつ人材の育成
数理の基礎的な力をもとに、数理工学的手法を修得し、幅広い視野をもち、未知の問題に取り組むことのできる柔軟な思考を養います。
(2)現象数理を扱う人材の育成
自然現象・社会現象の本質を抽出して数理モデルを構築し、その数理的解析から得られる知見をシステム設計に応用することができる能力を養います。
(3)構造数理を扱う人材の育成
たとえば、輸送問題におけるネットワーク形成や、拠点の最適配置に必要な代数的な考え方を学び、実践できる能力を養います。
(4)統計数理を扱う人材の育成
蓄積されたビッグデータからデータ同士の相関関係などを分析し、問題の本質を捉えた上で課題解決できるデータサイエンティストを育成します。
将来の進路:製造業、金融機関、情報産業、データサイエンティスト、国家・地方公務員、中学校・高等学校教諭 (数学)、大学院進学

知識・専門性【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

自ら教養・基礎学力を修得し、自立的・主体的に学ぶことができる【教養・基礎学力】
数理工学の基礎となる数学・情報の基礎学力を修得する【基礎学力】
自然現象や社会現象を数理モデル化し、システム設計に応用できる知識と能力を身につけている【数理工学の専門性】
ビッグデータを統計的に処理し、問題の本質をとらえることのできる知識と能力を身につけている【数理統計の専門性】

関心・態度・人格【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

数学、物理、工学、統計、情報などの基礎知識をもとに、自然や社会における数理的問題を見いだすことができる【課題発見力】
自ら考えた数理モデルを積極的に活用することができる【主体性・実行力】
授業で学んだ内容を実践し、実際の社会に触れることで、将来社会で活躍するための柔軟性とストレス耐性を身につけている【ストレスコントロール力】

思考・判断【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

数理的知識をもとに自然や社会現象を論理的に解析できる【論理的思考】
数理的手法により問題の本質をとらえる基本的スキルを身につけるとともに、解決できる能力を獲得する【情報分析力・課題解決力】
問題解決のための新しい数理モデルを作ることができる【創造的思考力】

実践的スキル・表現【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

日本語で的確に読み、書き、聞き、他者に伝えることができるとともに、英語の文献を読むことができる 【語学力・コミュニケーション力】
自らの考えを明確かつ論理的に組み立て意見交換でき、学習・研究の成果を一定時間内に正確に発表できる【プレゼンテーション力】
自らの研究成果を論文や報告書にわかりやすくまとめることができる【文章力】
他者と有意義な議論を適切に行い、目的実現のための方向性を示すことができる【傾聴力・リーダーシップ・チームワーク力】



ディプロマ・ポリシー

【ディプロマ・ポリシー概要・育成する人材の方針】

「建築」は人間のためにつくり出される環境ですから、容れ物としての建築のみならず、空間を使う人間と、建築が存する環境・都市に対する深い理解と尊重なくしては存立しえません。そのため、建築に関する豊かな教養を修得するとともに、多様化する現代社会の課題を主体的に発見・解決する姿勢が求められます。建築学における専門性は計画系、構造系、環境系ほか、学ぶ分野は実に幅広い領域により構成されます。広範な世界を相手にするためには、まず軸足となる「建築」という専門性をしっかりと身につけることが大切です。
本学科では、設計演習、プロジェクト、ゼミナールの科目を中心に多くの課題が用意されています。それらに共通することは観念を具体化するということです。思うこと、想像することは容易ですが、形にするためには訓練が必要であり、計画→発表→評価→計画・・・を繰り返し、粘り強く訓練を積み重ね、自らの考えを明確かつ論理的に組み立てて表現できる力を養います。

知識・専門性【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

自ら教養・基礎学力を修得し、自立的・主体的に学ぶことができる【教養・基礎学力】
建築に関する豊かな教養を修得し、多様化する現代社会の課題を主体的に発見・解決するための基礎的学力を身につけている【教養・基礎学力】
建築学における計画系・構造系・環境系の知識・技能を体系的に身につけている【専門能力】

関心・態度・人格【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

建築分野における持続可能な社会の構築に必要な課題を発見することができる【課題発見力】
学生が主体的にテーマを設定し、企画立案・運営・検証までを行うことができ、計画を最後まで粘り強く実行する能力を修得している【主体性・実行力・ストレスコントロール力】

思考・判断【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

建築の専門知識を用いて、論理的な思考と創造的な発想力を使って、多面的に判断をすることができる【情報分析・論理的思考・判断力】
課題の本質を捉えて、論理的な思考と創造的な発想力から分析を進め、課題解決策を導くことができる【課題解決力】
課題解決のために、デザインアイディアを出し解決案を提示することができる【創造的思考力】

実践的スキル・表現【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

自らの考えを明確かつ論理的に組み立て、意見交換できる【コミュニケーション力】
課題の解決策において、文章・図面・模型など多様な方法を用いて、自らの考えを的確に表現することができる【表現力】
他者の立場に立った視点からプレゼンテーションを行うことができる【表現力】
集団の中での役割を理解し、他者と協調しながら協働作業を行うことができる【チームワーク力】
目標実現のために必要な方向性を示し、工程を組むことができ、実行することができる【リーダーシップ】






環境システム学科の特徴を示す6つのキーワード 

文理融合カリキュラム
環境問題を思い浮かべてください。科学的な側面だけでなく、政治、経済、哲学など、様々な側面から環境をとらえなければ理解することも問題解決も望むべくもありません。
環境システム学科では、文理融合のカリキュラムを採用しています。理科系、文科系といった固定概念から脱却し、専門的な学問領域の枠を超えた知の融合を実践することで持続可能な未来の創造を使命とする人材を育成します。

システム思考
システム思考とは「システム」という概念を用いて、対象全体を統一的、または包括的にとらえる思考法です。例えば、ある働きや活動を示すものが、一群の構成要素を内包し、互いに依存・作用し合い、連携して機能を果たすことで、秩序ある集合体となるのがシステムです。その内部構造や機構から一部を取り出しても全体を理解することができません。個々の構成要素ではなく、その全体の関連性に注目する。この思考様式がシステム思考です。
環境システム学科では、理論と実践の両面からシステム全体の構造からとらえ直し、持続可能な未来を創造する力を身につけてもらいます。

環境マネジメント
環境マネジメントとは、企業やその他の活動団体の主たる活動や付随する活動で、環境への負荷をできるだけ下げるための運営上のさまざまな仕組みをつくり、改良を重ねることで効果を高めるやり方をいいます。その活動はみせかけやまやかしの「エコ」ではなく、真に効力があるかといった質の吟味や、その活動に多くの人たちが参画でき継続して行える、すなわち量を確保できるように改良を重ねていく必要があるのです。そのためには、「問題発掘」、「事前調査」、「ディスカッション」を経て「企画提案」し、実際に「実行」してみる、そして得られた結果をまとめて「報告」し、「評価」を受け、「見直し」をして「再挑戦」といったプロセスが欠かせません。机上の知識ではない実践的な解析力、環境マインドを持った常に前向きの行動力を伴う環境マネジメント能力を育みます。

社会を啓発する
「社会を啓発する」とは、広義での環境教育や「持続可能な開発のための教育(ESD※)」を指しています。持続可能な社会を創造する基盤である「教育」の担い手を育成するために、体験型教育手法や協同学習理論を応用した「自然環境教育演習」等の実践的な授業科目を用意。狭義の環境教育の場に留まることなく、企業等のCSR活動、科学ミュージアムなど様々なフィールドで熱き環境マインドで人々を啓発する人材を育成します。学校教育における環境教育・ESDの推進者を育てるべく、高等学校・中学校教諭一種免許状(理科)が取得できるカリキュラムを用意。数多くの卒業生が、環境学を強みとする理科教員として全国の学校現場で活躍しています。
※ ESD: Education for Sustainable Development

主体的な学び(アクティブ・ラーニング)
環境システム学科は自由闊達な学科風土を特徴としており、学生は自主自律の精神にあふれているといわれています。この学科風土を醸成する源泉は、「環境プロジェクト」と「総合研究」です。環境プロジェクトは、「問題解決型授業PBL:Problem Based Learning or Project Based Learning」や「アクティブ・ラーニング(主体的な学習)」等の先進教育手法を取り入れた授業計画となっており、環境学の学びは自主的な活動が基礎になることを体験し、さらに環境活動の実践と専門知識の水準向上や地域社会における環境課題の発見法や解決法を身につけることをめざしています。総合研究は、学生の自主的な学修活動を大いに推奨し、成果が上がった場合には単位として認める制度です。
このような学科風土で育った環境システム学科の卒業生は、将来予想が困難な時代においても、主体的に生涯学び続け、どんな環境においても“答えのない問題”に最善解を導くことができる能力を、多彩な分野で活躍することが大いに期待されます。

学びの共同体
環境システム学科には近隣の小中学校、科学ミュージアム、民間企業のCSR部門、地方自治体、NPOなどから環境活動のコラボレーションの依頼が多数寄せられています。生きた環境学を学ぶ絶好の機会ととらえて、それらのオファーを積極的に進めることを学科のポリシーとしています。多様なセクターと協働で推進する環境行動の実践を通して、在学する学生だけが学び成長するのではなく、教員も学び、地域コミュニティ、連携先企業、NPOも共に学び成長する「学びの共同体」があります。


 
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