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武蔵野大学 履修要覧
Course Guide 2022

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カリキュラムについて

大学院の教育課程 カリキュラムの体系

 本専攻では、育成する人材、教育の目標を次のように定め、それを達成するためのカリキュラムを定めている。なお、目指す専門家により到達目標は異なる。

育成する人材、教育の目標

 持続可能性とは何かという基本問題に正面から取り組む知と実践の拠点として、人類が持続可能な社会に向かうための、中長期的社会変革ビジョンと高い倫理観をもち、環境マネジメントやエコプロダクツに関わる環境システムの高度な知識と能力を発揮して、企業や地域、大学等において、地球規模から国や家庭に至るまでの幅広い持続可能な社会の構築実現に貢献する人材を輩出する。

専門家別の到達目標

  1. 自然の仕組みや持続可能な発展の概念を深く理解し、持続可能な社会に向かう自分なりの中長期的ビジョンを有していること
  2. 企業等における環境経営のための環境マネジメント推進者として、ESG経営などに関わる環境マネジメントシステムを理解し、システムの構築、実践、評価ができること。
  3. 企業活動や製造業におけるエコプロダクツ製品あるいは企業活動全体の環境評価推進者としてLCA手法等による評価ができること。
  4. 地域の低炭素化、循環経済、自然との共生など地域の持続可能な発展に貢献するため、地域社会の環境問題を発見、改善提案できること。

カリキュラムの編成方針

標記の人材育成目標を達成するため、カリキュラムは、演習科目、講義科目によって編成し、講義においては、最新の知識と実践力を身に着けるための基礎を養う。具体的には、「地域社会の環境マネジメント」、「環境経営」、「エコプロダクツ」の3領域について深く学べる科目群を配置し、それらの領域のつながりや全体像を理解するための共通必修科目として、持続可能な発展の概念を深く学ぶ「持続可能な発展研究1」やその応用を目指す「持続可能な発展研究2」などを配置する。研究の集大成となる特定課題研究演習では、論文の提出と、主査・副査による厳格な口頭試問及び公聴会での研究成果発表を課す。また、具体的な所要単位数は、共通科目(必修)8単位、選択科目18単位、特定課題研究演習(必修)4単位とし、合計30単位とする。