保健師 – 履修要覧2022

保健師資格

「保健師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいい（保健師助産師看護師法第2条）、主に保健所や保健センターなどの行政機関、企業などにおいて、個人または集団の疾病の予防、健康の維持・増進を目指した活動を行う地域・公衆衛生看護の専門職です。

保健師の資格は、保健師国家試験および看護師国家試験に合格することで得ることができます。看護学部では保健師課程で保健師国家試験に必要な科目を履修し、受験資格を得ることができます。

1.必要な単位数

2021年度（令和3年度）以前入学生用

指定規則に定める科目	本学で開講している科目	開講学年				単位数	備考
指定規則に定める科目	本学で開講している科目	1	2	3	4	単位数	備考
公衆衛生看護学	地域看護論1		◯			2
	地域看護論2			◯		2
	公衆衛生学	◯				2
	家族看護論			◯		1
	看護実践統合演習1		◯			1
	看護実践統合演習（地域）			◯		1
	社会の仕組みを学ぶ①法学（日本国憲法）	◯				2	選択科目から必ず選択する
	健康保健学	◯				2
	健康環境論			◯		2
	公衆衛生看護管理論				◯	1
	公衆衛生看護診断論演習				◯	1
疫学	疫学総論		◯			2
保健統計学	保健統計学		◯			2
保健医療福祉行政論	保健医療福祉行政論		◯			2
臨地実習	公衆衛生看護論実習				◯	2	選択科目から必ず選択する
	統合実習				◯	3	2010年、2011年入学生は2単位
	ヘルスプロモーション実習		◯			2

2022年度（令和4年度）以降入学生用

指定規則に定める科目	本学で開講している科目	開講学年				単位数	備考
指定規則に定める科目	本学で開講している科目	1	2	3	4	単位数	備考
公衆衛⽣看護学概論	地域看護論		◯			2
公衆衛⽣看護学	ヘルスプロモーション概論1（個⼈・家族・集団・地域）	◯				1
	ヘルスプロモーション概論2（リプロダクティブヘルス・⼩児期）	◯				2
	ヘルスプロモーション概論3（成⼈期・⽼年期）	◯				2
	ヘルスプロモーション各論2（家族）		◯			1
	ヘルスプロモーション演習1（基本看護技術）		◯			1
	ヘルスプロモーション演習3（シミュレーション）		◯			1
	在宅看護論		◯			1
	地域看護論演習			◯		1
	公衆衛⽣看護管理論				◯	1	選択科⽬から必ず履修する
	公衆衛⽣看護診断論演習				◯	1	選択科⽬から必ず履修する
	災害看護1（基礎編）	◯				1
	災害看護2（実践編）				◯	1
疫学	疫学総論		◯			2
保健統計学	保健統計学	◯				2
保健医療福祉⾏政論	保健医療福祉⾏政論		◯			2
保健医療福祉⾏政論	保健医療福祉⾏政論2				◯	1	選択科⽬から必ず履修する
臨地実習	公衆衛⽣看護論実習				◯	4	選択科⽬から必ず履修する
臨地実習	地域看護論実習				◯	2

2.履修登録／資格課程登録

保健師国家試験受験資格の取得は選択制で保健師課程の選考は3年次に行います。保健師課程を希望する学生は、1～3年次までに必要な科目を履修した上で保健師課程の申請を3年次に行ってください。なお、養護教諭課程との併願は原則として認められません。

3.資格課程費の納入

保健師課程を選択した方は、4年次20,000円の資格課程費を6月に納入しなければなりません。なお、履修中に放棄したり、単位未修得になった場合でも、資格課程費の返還はできません。また、指定された期日までに資格課程費の納入がない場合は、一度履修が認められた科目（削除対象：保健師選択科目）でも強制的に履修削除を行います。

4.保健師資格取得にともない取得できる資格

保健師免許取得後、所定の手続きを経ることにより、「養護教諭2種免許」「第一種衛生管理者」の資格を得ることができます。

なお「養護教諭2種免許」の取得を希望する方は、以下の4科目8単位を履修することが必要です。

2021年度（令和3年度）以降入学生用

免許法施行規則に定められている科目	本学で開講している科目	単位数
日本国憲法	日本国憲法	2
体育	スポーツと身体科学　フィールド・スポーツ	2
外国語コミュニケーション	英語基礎A　英語基礎C	2
情報機器の操作	データサイエンス基礎人工知能基礎	2

2020年度（令和2年度）入学生用

免許法施行規則に定められている科目	本学で開講している科目	単位数
日本国憲法	社会のしくみを学ぶ①法学（日本国憲法）	2
体育	スポーツと身体科学　フィールド・スポーツ	2
外国語コミュニケーション	英語1A　英語1C	2
情報機器の操作	データ・情報リテラシーメディア・人工知能リテラシー	2

2019年度（平成30年度）入学生用

免許法施行規則に定められている科目	本学で開講している科目	単位数
日本国憲法	社会のしくみを学ぶ①法学（日本国憲法）	2
体育	健康体育1　健康体育2	2
外国語コミュニケーション	英語1A　英語1C	2
情報機器の操作	コンピューター基礎1 コンピューター基礎2	2

2018年度（平成29年度）以前入学生用

免許法施行規則に定められている科目	本学で開講している科目	単位数
日本国憲法	社会のしくみを学ぶ①法学（日本国憲法）	2
体育	健康体育1　健康体育2	2
外国語コミュニケーション	英語1A　英語1C（2016年度以降入学生）英語1B　英語1D（2015年度以前入学生）	2
情報機器の操作	コンピューター基礎1 コンピューター基礎2	2

保健師履修内規 2013(平成25)年度以降入学生用

第1条　保健師国家試験受験資格を取得する目的で保健師課程を履修するためには、3年次に課程の履修の申請を行い面接試験に合格しなければならない。また、4年次より別に定める課程費を納入し、資格登録をしなければならない。

第2条　保健師課程を履修するためには、前年度までに次の各号の要件を満たさなければならない。

1.　1、2、3年次に開講している「保健師に関する科目」の、必修・選択科目をすべて修得していること。
2.　2年次の総合GPAが2.60以上であること。

3.　養護教諭2種を保健師資格取得後申請したい者は、教員免許法施行規則に定める日本国憲法、外国語コミュニケーション、体育、情報機器の操作に関する科目を修得していること。

第3条　保健師課程を申請する3年次の学生は、学部事務課に定められた期日までに申請しなければならない。