※司書課程を履修できるかどうかは、「各学科で取得できる資格・免許一覧」を確認してください。
公立図書館や学校図書館は社会教育や学校教育において重要な役割を果たしてきましたが、近年、生涯学習の振興が図られるなかで一層その価値が重視されています。それに伴い新しい図書館情報学を修得し、専門の技能を身につけた司書や司書教諭の活動が注目されています。
課程種別 | 職 務 内 容 | 勤 務 先 |
---|---|---|
司 書 | 図書館の管理・運営、資料の収集・整理・保管、閲覧・貸出、レファレンス・サービスなどの図書館に固有の専門的業務に従事する | 公共図書館、学校図書館、大学図書館、専門図書館、研究調査機関、企業の資料室等 |
司書教諭 | 学校図書館の管理、運営の専門的職務に従事する | 中学校、高校における司書教諭 |
1.履修にあたって
本学は、司書・司書教諭にふさわしい見識を身につけた有資格者を社会に送り出すために、司書・司書教諭課程を設置しています。
司書および司書教諭の資格を得るためには卒業要件を満たした上で、司書・司書教諭課程科目を履修し、単位を修得しなければなりません。
※司書教諭の資格を得るためには、教職課程を履修し教員免許状(校種問わず)を取得する必要があります。
2.履修登録:3・4年次
3月の履修登録時に、司書・司書教諭課程の科目も併せて登録します。
履修学年は3・4年次です。なお、司書・司書教諭課程の科目の単位はCAP制の中に含まれません。
3.資格課程費の納入:3・4年次
履修学年ごとに資格課程費として、司書課程は25,000円、司書教諭課程は10,000円を所定期間に納入しなければなりません(在籍中に通算で司書課程は50,000円、司書教諭課程は20,000円を超えて納入することはありません)。
なお、履修中に放棄したり、単位未修得になった場合でも資格課程費の返還はできません。大学が指定する期間内に納入してください。
また、指定された期日までに資格課程費の納入がない場合は、一度履修が認められた科目でも強制的に履修削除を行います。
4.修了証書
司 書
卒業時に「司書資格取得証書」を交付します。
司書教諭
卒業して、約1年後に「学校図書館司書教諭講習修了証書」が交付(文部科学省より)されます。
5.司書・司書教諭に関する科目
2012年(平成24年)度以降入学生用
科目 | 開講学年 | 単位数 | 備考 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 必修 | 選択 | ||||||
司書課程 | 生涯学習概論 | ◎ | 2 | 学科により開講期間が異なる | |||||||
図書館概論 | ◎ | 2 | |||||||||
図書館情報技術論 | ◎ | 2 | |||||||||
情報サービス論 | ◎ | 2 | |||||||||
情報サービス演習Ⅰ | ◎ | 1 | |||||||||
図書館情報資源概論 | ◎ | 2 | |||||||||
情報資源組織論 | ◎ | 2 | |||||||||
情報資源組織演習Ⅰ | ◎ | 1 | |||||||||
図書館制度・経営論 | ◎ | 2 | |||||||||
図書館サービス概論 | ◎ | 2 | |||||||||
児童サービス論 | ◎ | 2 | |||||||||
情報サービス演習Ⅱ | ◎ | 1 | |||||||||
情報資源組織演習Ⅱ | ◎ | 1 | |||||||||
図書館基礎特論 | ◎ | 2 | 2科目(4単位)選択必修 | ||||||||
図書館情報資源特論 | ◎ | 2 | |||||||||
図書・図書館史 | ◎ | 2 | |||||||||
計 | 26 | ||||||||||
司書教諭課程 | 学校経営と学校図書館 | ◎ | 2 | ||||||||
学校図書館メディアの構成 | ◎ | 2 | |||||||||
学習指導と学校図書館 | ◎ | 2 | |||||||||
読書と豊かな人間性 | ◎ | 2 | |||||||||
情報メディアの活用 | ◎ | 2 | |||||||||
計 | 10 |