単位
「単位」とは、科目の修得に必要とされる標準的な学修時間(学修量)を表します。1単位は授業時間と自習時間を合わせて45時間の学修を必要とする内容に相当します。単位の修得に必要な学修量は、授業に出席するだけでは足りません。単位の修得、科目の到達目標に設定された知識・態度・スキル等の修得は、授業以外の自習時間が前提となっています(大学院学則第6条及び大学学則第12条の第1項)。
単位数は、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮し、次の基準により計算するものとします。
講義・演習
原則として、15~30時間の授業時間と自習時間を合わせた45時間の学修をもって1単位とします。
実験・実習・実技
原則として、30~45時間の授業時間と自習時間を合わせた45時間の学修をもって1単位とします。
科目の区分
科目は修了所要単位上、次のように区分されます。各研究科・専攻の科目区分は開講表を確認してください。
a.必修科目 | 修了要件として単位の修得が必要な科目 |
---|---|
b.選択必修科目 | 指定の科目群から選択し、単位を修得する必要のある科目 |
c.選択科目 | 必修科目・選択必修科目以外で、所定の単位数を修得する必要のある科目 |
d.自由選択科目 | a~c以外に修了所要単位として選択できる科目 |
e.修了要件外科目 | 修了所要単位として定められている科目以外の科目(修了所要単位には含まれません) |
ナンバリング(科目番号)
本学のカリキュラムは、人材育成の目標に沿って、各自の興味・関心、目指す進路に応じて効果的に科目を学べるように体系的・段階的に編成されています。カリキュラムの体系的・段階的な構成を示すため、科目には学問分野(アルファベットのインデックス)、レベル(原則として学年に相当)に基づいた科目番号が付けられています。ナンバリングを参考にすることで、学修の段階・レベルを意識して履修計画を立てることができます。科目番号は各研究科・専攻の開講表を確認してください。
<科目番号の表記>
ABC | 1 | 0 | 1 |
---|---|---|---|
学問分野 | 科目レベル | 小分類 | 整理番号 |
(例)ECON601 計量経済学特論
上記の場合、学問分野が経済学(Economics)の講義科目であることを表します。
<科目番号のレベル>
対象 | レベル | |
---|---|---|
600 | 修士課程 | 講義・演習 |
700 | 修士論文指導 | |
800 | 博士後期課程 | 講義・演習 |
900 | 博士論文指導 |