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武蔵野大学 履修要覧
Course Guide 2020

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8.成績

成績

成績評価と判定基準は、次のとおりです。

出席評点区分評価成績ポイント評価内容
2/3を超える出席90~100点 合格S4.0きわめて優れた成績を表します。
80~89点A3.0優れた成績を表します。
70~79点B2.0十分と認められる成績を表します。
60~69点C1.0合格ではあるが、十分ではない成績を表します。本学がめざす学修の到達レベルではありません。
59点以下不合格D0.0合格と認められる基準に達していないことを表します。
1/3以上欠席X0.0出席不良や、評価不能であることを表します。
認定科目の合格転編入や留学などにより他大学等で修得した科目の認定
認定科目を履修して、合格した場合の評価を表します。
認定科目の不合格認定科目を履修して不合格の場合の評価を表します。

※評価:S・A・B・C・Dに出席点は含まれません。

GPA制度(学部)

本学では、学修の到達度を評価するためにGPA制度を導入しています。GPA(Grade Point Average)は、履修した科目の評価(S~X)を成績ポイントに置き換え、その平均をもって成績を総合的に評価するものです。本学では、学修到達目標(ミニマム・リクワイアメント)として、総合GPA 2.00以上を各学部の卒業要件のひとつとしています。また、GPAは各学年の進級基準としても定められています(詳しくは「進級基準」の項を確認してください)。

GPAは学修の到達度を示す指標として、国内外の大学で広く用いられています。そのため、GPAは大学院への進学、海外留学を目指す場合の目標ともなります(一般的に、GPA 3.00以上が望ましいとされます)。

■GPAの計算方法

GPAは、これまでに取得した成績ポイントの合計と総履修単位数との割合で算出されます。「総履修単位数」とは、初年次から履修した全科目の単位数の合計です(D・X評価の科目を含みます)。GPAの計算式と計算例は次のとおりです。

【GPAの計算式】

総取得ポイント[取得ポイントの合計]=GPA(小数点第3位以下切り捨て)
総履修単位数[履修単位数の合計]

 

【GPAの計算例】
科目名単位数評価成績ポイント取得ポイント
仏教A4S4.016.0
体育B1B2.02.0
英語11C1.01.0
英語21D0.00.0
情報11A3.03.0
合計822.0

 

(4×4.0)+(1×2.0)+(1×1.0)+(1×0.0)+(1×3.0)=GPA2.75
4+1+1+1+1

 

■単年度GPAと総合GPA

GPAには、算出対象となる期間に応じて、単年度GPAと総合GPAの2種類があります。総合GPAは、インターンシップ科目や留学プログラムなどの参加資格として、一定の基準を条件とされることがあります。詳細は各プログラムの情報を確認してください。単年度GPAと総合GPAの算出対象科目は次のとおりです。

種類対象学部算出対象科目
単年度GPA文学部、グローバル学部、法学部、経済学部、経営学部、データサイエンス学部、人間科学部、工学部、教育学部当該年度に履修した科目を対象
薬学部当該学年開講の国家試験対策
必修科目のみを対象(※)
看護学部当該年度に履修した
必修科目のみを対象
総合GPA全学部全科目が対象
(初年次からの通算)

※薬学部の単年度GPAの詳細は「学修の手引き > 進級基準」を参照。

■GPAが適用されない科目

単位認定科目(評価が「認」または「不」の科目)は、GPAの算出対象とはなりません。

成績公開・成績評価照会(評価問合せ)

■成績公開

成績評価は、学期ごとにMUSCATで確認することができます。具体的な日時はMUSCATでお知らせします。

■成績評価照会(評価問合せ)

公開された成績評価の適切性について確認したい場合は、成績評価照会(評価問合せ)を申請することができます。ただし、これは担当教員に対して、成績の再考・変更を安易に求めることを認める制度ではありません。試験、出席状況、課題提出等がシラバスに記載の成績評価基準を充足しており、客観的かつ合理的な理由を提示できる場合のみ照会できます。受付期間、申請方法はMUSCATでお知らせします。なお、電話やメールでの問合わせ、期間外の問合せには一切応じません。

次のような理由による成績評価照会(評価問合せ)は、受付けられません。
(1)シラバスの成績評価の基準に照らしてないもの
   例:レポートを提出したのに、なぜC評価か
(2)他の履修者との比較のみに基づくもの
   例:友人はA評価なのに、なぜ私はB評価か
(3)評価の理由のみ問い合わせるもの
   例:試験の点数が知りたい、解説をしてほしい
(4)出席状況について具体的な説明がないもの
   例:X評価になるほど、欠席していないと思う
(5)担当教員に情状を示し、評価の再考を求めるもの
   例:単位を落とすと進級要件に抵触するため成績を変更してほしい