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武蔵野大学 履修要覧
Course Guide 2020

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社会福祉学科

Department of Social Welfare

ディプロマ・ポリシー Diploma Policy

【ディプロマ・ポリシー概要・育成する人材の方針】
社会福祉学科の使命は、人間尊重の理念を基盤に、社会正義や多文化共生社会の実現を目指し、社会福祉固有の専門的価値及び倫理、知識、技能を有する存在として、人々やさまざまな構造に働きかける人材を育成することにあります。超少子・高齢社会の到来、経済的・社会的・文化的格差の進行等の流れの中で、差別、貧困、抑圧、暴力、環境破壊等、人々を巡る生活課題は、顕在化している社会問題のみならず、まだ社会的には認知されていない多くの課題を内包しています。このような課題の解決に向けて、個人や家族への個別的な支援に留まらず、地域や社会、制度等の課題として捉え、そして多様な価値を有する一人一人を大切にし、それぞれの自己実現を支えあえる多文化共生社会を実現しようとする人材が求められています。
社会福祉学科では、社会福祉の制度-実践-理念、及び、ソーシャルワークの専門的価値及び倫理-知識-技能、ミクロ-メゾ-マクロレベルといった重層的かつ包括的な学びを通して、人が人に関わることでしか実現できない社会変革の担い手を世に送ることを目指します。

知識・専門性【学びの基礎力を基盤とした専門能力】
自ら教養・基礎学力を修得し、自立的・主体的に学ぶことができる【教養・基礎学力】
社会福祉に関する制度-実践-理念、ソーシャルワークの専門的価値及び倫理-知識-技能をミクロ-メゾ-マクロのレベルで体系的に理解し,他者に説明できる【専門能力】

関心・態度・人格【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】
他者や社会との関係の中で自己を理解し、多様な価値観を尊重する姿勢を言動で示すことができる【自己認識力・他者理解力】
社会福祉の諸課題を発見し、共感的理解に基づいて課題を説明することができる【課題発見力】
主体的に社会福祉の課題解決に向けた働きかけの方法を企画・立案し、提案することができる【主体性・実行力・ストレスコントロール力】
人間尊重と社会正義の実現に向けて行動しようとする意志を持ち、言動で示すことができる【人格形成・使命感】

思考・判断【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】
適切な情報収集を行い、課題解決に向け、社会福祉固有の視点から分析し、論理的に判断することができる【論理的思考】
社会福祉の課題解決に向けて、長期的展望と複合的思考により、方策を導き出すことができる【課題解決力】
既存の枠を超えて、新たな解決策を生み出すために多様なベクトルで思考することができる【創造的思考力】

実践的スキル・表現【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】
社会福祉における援助的コミュニケーションの手法を活用するための聴く・観る・書く・伝えることが的確にできる【コミュニケーション力】
自らの考えを論理的に組み立て、文章や図表を用いて論文・報告書を作成し、発表することができる【表現力】
目的の実現に向けて、メンバー一人ひとりの力が発揮できるよう連携・調整し、他者と協働することができる【傾聴力・リーダーシップ・チームワーク力】

カリキュラム情報 Curriculum Information