1.「認定心理士」とは
4年制大学で心理学の基礎を一通り学ぶことにより得られる資格で、公益社団法人日本心理学会から授与されます。この資格をとれば「心理学」という名前のつかない学部・学科を卒業していても、心理学の専門家として仕事をするために必要な基礎学力と技術を持っているということが証明されます。
卒業後に申請することにより取得できますが、4年生前期までに所定の単位を履修し終えた人は、在学中でも申請すれば仮認定書をもらうこともできます。なお、この資格は、提出された書類をもとに日本心理学会が審査・認定するものなので、科目によっては認められない場合があります。取得を考えている人は、余裕をもって科目履修することを勧めます。人間科学科では資格取得に必要な科目がたくさん開講されていますので、これらを履修すれば「人間論演習(ゼミ)」の指導教員が心理学の専門家ではなくても資格取得は可能です。
認定心理士資格科目は年度によって科目名や担当教員が変わっている場合がありますので、わからない場合には心理学関係の教員またはアドバイザーの教員に相談してください。
2.認定の手続き
1.申請書類の申し込み
「認定心理士申請書類」の送付を希望する場合は、日本心理学会のHPからダウンロード、または郵送により書類を取り寄せてください(有料)。
2.申請と認定の手続き
詳細は卒業年度に行われる学科の申請に関する説明会や掲示する情報、書類をよく確認して、卒業後に各自で申請を行ってください。
認定通知が届いたら認定料を送金すると、公益社団法人日本心理学会認定心理士認定証とIDカードが送られてきます。
郵便振替の送金方法などの詳細については、社団法人日本心理学会ホームページの「認定心理士資格申請」→「認定心理士の資格を取りたい方」の項目を参照してください。